TOJ綿半 信州飯田ステージ見どころポイント「山岳ポイント」紹介!

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ここが勝負どころ!選手の真価が問われる「山岳ポイント」

今日はTOJの第二コース「京都ステージ」の開催日です。皆さん、TOJ綿半 信州飯田ステージ開催までのこり4日となりました!

ツアー・オブ・ジャパン信州飯田ステージを語るうえで、絶対に外せないのが「山岳ポイント」。
標高561メートル、柿野沢区民センター近くから始まるこの区間は、選手にとってまさに“試練の坂”です。毎年ここでの攻防が、レースの行方に大きな影響を与えています。


勾配10%超!心臓破りの登り坂

山岳ポイントの坂道は、正直に言って過酷です。
10%を超える急勾配が続き、脚力だけでなく、気力、呼吸、体のすべてを使って登らなければなりません。ギアを落とし、ダンシングで一歩一歩進む選手たち。その姿は、「苦しい」では言い尽くせないものがあります。

でも、そんな厳しい坂だからこそ、見応えがあるんです。
たとえば、集団の中から一人、スッと飛び出す選手がいたとき。その瞬間、空気が変わります。「行った!」「決めるか!?」と、観客のボルテージも一気に上がる。

この坂は、見ているだけで力が入ってしまう。そんな“勝負の場所”なんです。


声援のシャワーが選手の背中を押す

山岳ポイントは、選手だけでなく応援する側にとっても“本気”が試される場所です。

カーブの先に姿が見えたら、みんな一斉に声を上げる。「がんばれ!」「ナイスアタック!」──。手を振る子どもたち、旗を振る応援団、路面に描かれた寄せ書きのメッセージ。選手たちは、それら全部を目に焼き付けながら登っていきます。

なかでも、地元の保育園児の声援や、沿道に立つお年寄りの拍手は、じわっと胸に響く光景です。スポーツって、こういう交流があるからこそ感動するんだな、と実感できる場所でもあります。


見晴らし最高。自然とレースの共演

標高が上がるにつれて、見渡せる景色もぐんぐん変わっていきます。
伊那谷の大パノラマ、遠くの山並み、そして目の前には汗を流して登る選手たち。息を呑むほどの絶景と、手に汗握るレース展開が同時に楽しめるのは、山岳ポイントならではの醍醐味。

レース中であることを一瞬忘れそうになるほど、自然の美しさが際立つ場所です。だけど、そこで戦っている選手たちは、まさに“今”を生きている。
そのコントラストが、この場所の特別さをより強くしている気がします。


ここは、限界を超える場所

山岳ポイントは、ただの“坂道”ではなく、選手が自分の限界に挑む場所、観客がその挑戦に本気で応える場所なのです。
自然と声が出て、自然と胸が熱くなる。そんな空間です。
山岳ポイントで、熱いレースを応援しましょう!

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